蠍は留守です考

蠍の輪郭を見つめてふける思惟の痕跡

20170509013806

内省・俯瞰・潜考

俯瞰できない自分とアンケートの関係

先日、何かを主体的に楽しんでいる時、その対象については俯瞰できない瞬間がやっぱりあるんだなぁと実感する機会があった。どちらかというと俯瞰的な見方が苦手な方ではないと思うのだが、状況によってはどうしてもそれに徹しきれない瞬間がある。 イベント…

選挙事務所はアジャイルでスクラム

少し前に、選挙事務所はアジャイルだしスクラムだねという話をしていた。きれいに当てはめることはできないのかもしれないが、そういうことなんだなぁと、すごく腑に落ちている。 ごく若い頃、いろいろな縁あって某選挙戦の舞台裏、いわゆる選挙事務所の動き…

集合写真の強要

集合写真に入ることを強要されるシーンについて考えている。 仮に集合写真が大嫌いなX子さんがいるとしよう。X子さんは、そういう機会にはたいがいするっと逃げるのだが、時折そうはいかない場面がやってくる。 人はそれをわがままと呼び、考慮される余地の…

コミュニティのにおい

コミュニティとして「同じことを言っていて」「同じところを目指している」ように見えるのに、「においが全然違う」みたいなことがよくある。それはコミュニティや個人の特性に由来しており、その違い自体は健全だと思う。 においに関しては「いいか悪いか」…

「街の使い方」は「自分の時間の使い方」でもあるのかもしれない

ヨーロッパのある都市に行った時、印象的だった光景。街角にオルガンが置いてあって、学生なのかアーティストなのか、ある男性が夕暮れの時間帯にそれを弾いていた。街の景色にもよく馴染んで、人々もそれが当たり前であるかのように振舞っている。 ヨーロッ…

思考の熟成、カタルシスと解放

話し合ったり思いを口にしたりすることで、カタルシスが得られることがある。 実際に持ち寄った話に結論が出ようと出まいと、話し合ったことによる達成感によって小さくガス抜きされ、アクションを起こすことを忘れてしまう。アリストテレスが説いたカタルシ…

タクシーの車窓

深夜の都内を、タクシーで流すのが好きだ。それは単なる移動手段ではなく、遊離するシネフィルの視点だ。 目の前を過ぎる車窓の景色は、すべて他人ごと。私自身も彼らにとっての他人ごと。なんでもかんでも自分ごととして向き合っていくべき仕事と状況が常態…

パラレル将来の夢

もしも今の仕事やキャリアと違う人生を選べるとしたら、興味ある地域に長期的に滞在して現地調査を行い、民俗学的な研究・検証・比較などをやりたい。伝統工芸なんかも教えてもらいながら。現地の食べ物を現地の人と同じように食べながら。 映画とかでよくあ…

若手感と老害感

昨年は自分の仕事を人に説明しなくてはならない機会がたくさんあった。その中で「いつまでも若手感が拭えない、そのわりにすでにほんのりと老害感がある」ということを言った記憶がある。 自分で言ったものの、老害感ってそもそもなんなんだろう? って考え…

めんどくささに愕然としながら

私が仕事だったり趣味で取り組んでいることは、往々にしてめんどくさいものである。 ただでさえめんどくさいものを、できるだけめんどくさくなく取り扱っていくためにどうするか、という立ち位置に立って仕事やら何やらをしている。と思っている。要するに、…

思考や葛藤に輪郭を与えてくれる人

話しているうちに、輪郭を与えてくれる人がいる。 そんな人は、そうそう多くはいない。話すことで自分の中で整理が付くことはよくあるけれど、自分をくるむ触媒をくるくるとかき回してくれる人は稀である。しかし、確実に存在する。 断片化してしまった思考…

トレーシングペーパーからのとりとめもない飛躍

高校生と呼ばれる年代(正確に言うと高校生ではなく中学生との狭間の時期)の頃にグラスアート工房でバイトしてた時、トレーシングペーパーが欠かせなかった。 中学生の頃からトレーシングペーパーを愛用していたが、それまでは紙から紙に写す使い方しかした…

常識、あるいはコンテキスト

何が常識で何が常識でないのかわからない。そんなものはどうにも無意味で、やっぱり常識なんてわからない。 人材派遣会社で行われた一般常識テストで100点満点を取ったことがある。普通の人は満点を取らないとも言われた。つまり常識テストで満点を取る者は…

無意識に認知あるいは無視しているものを把握する

スケッチのようなことをする機会がたまにある。ワークショップの時やなんかで写真を使えない時に、手元でさっと絵にしたりするからだ。デフォルメして表現してしまうので写実的なスケッチではないものの、写真の代わりに状況がわかるように描かなくてはなら…

ヒトガタの呪縛

Denryoku Label の Kenta Watashima さんと Qosmo の Toru Urakawa さんのパフォーマンスを見ていた時に、VJの映像が幾何学模様の連続だとわかっていても、そこにヒトガタを求めてしまって仕方なかった。 この後ヒトガタになるのか? ならないのか? ヒトガ…

整備されすぎると個が弱る、と彼女は言った

ある信頼するお友達と食事をしている時に、彼女は言った。「整備されすぎると、個が弱るのかもしれない」 思い起こせばその会話をしたのが4月のこと。会社だとか団体だとか雇用そのものだとか、とにかくキャリアにまつわる話をしている時に出た言葉だ。最近…

ファッションは個性なのか

あまり服装に対するこだわりは強くないタイプだと思う。正確には、おしゃれ的な意味でのこだわりは薄い。着心地とか温かさはある程度ゆずれないのだけれども。 「ファッションは自己表現だ」という考え方がある。それはそうだと思う。しかし「ファッションで…

「忙しい」ってなんだろう

先日、人と「忙しいってなんだろうね」という話をしたので、まとまらない予感を感じつつ、つらつらと書き残しておこうと思う。 「忙しさ」にもいろんな視点がある 「忙しい」とか「忙しさ」について書いているブログを探したら、『忙しい人』と『仕事ができ…

選択し続けること

仕事をしていて感じることは、規模や粒度や働き方や仕事そのものが多様化しているなぁということ。当たり前のことなのだが、素朴にそう感じている。 何を見つめてどうやって進んでいったらいいか悩むシーンは多く、生き方そのものという大きなところから、目…

創造性のダークサイドを超えてゆくために

Facebookでたまたま流れてきた話題をきっかけに、創造性のダークサイドという記事があったのを思い出した。人間の創造性は、「不幸」となんらかの関係があるという内容である。 憂鬱な気持ちはなぜ芸術性を高めるのだろうか? これには、情緒と認知の絡み合…

Copyright © Hitoyam.